業務案内
金型製作とはABOUT MOLD MAKING
金型とは、金属で製作した型枠のこと。
上下で一対の構造になっていて、中に溶かしたアルミや樹脂を流し込んだり、
固い金属材を直接挟み込んだりして、「同じ形の製品を大量に作る」目的で使用されます。
金型は、安価かつ安定した大量生産を可能にすることから、
モノづくりの母と呼ばれることもあります。
呼び名の通り、日常で目にするあらゆるものが金型を利用して作られています。
例えば自動車は、板金(金属の板)を金型でプレス加工して製作しますし、
金属や樹脂を組み合わせたパソコンや家電、タイヤなどのゴム製品、ビール瓶などのガラス製品も
すべて金型があるおかげで大量生産することができます。
金型製作の流れFLOW
- STEP1
見積り・
打ち合わせ - STEP2
設計
- STEP3
金型加工
- STEP4
金型の仕上げ
・組立 - STEP5
動作チェック
(トライ)
-
STEP1
見積り・打ち合わせ
お客様から提出された仕様書や2D、3Dデータを元に、見積書を提出します。
製品上の他、現状での問題点をお聞きし、改善策を提案します。できるだけ無駄なコストをかけないように、さまざまな要件の取り決めをこの段階で行います。 -
STEP2
設計
打ち合わせた内容を元に、設計図を作成します。
さらに作成された設計図をもとに、その後のNC(数値制御)加工に用いられるプログラムや、切削加工や放電加工に用いられる3DモデルをCADで作成します。 -
STEP3
金型加工
各種プログラムやデータが揃った段階で、加工に入ります。
様々な加工設備を駆使し、マシニング加工、ワイヤーカット加工、NC旋盤加工などを自社で一貫して行うことで、多様な加工のニーズに対して短納期で高精度な金型製作を実現しています。 -
STEP4
金型の仕上げ・組立
仕上げの工程として、まず各パーツごとに手仕上げ加工や、部品寸法の確認・修正を行います。
次に、途中まで組み上げた状態での部品間の寸法確認。
最後に出来上がった金型部品のパーツを図面を基に組み立てて、最終的な仕上げや測定を行います。 -
STEP5
動作チェック(トライ)
成形したものを、摺動部(対になった金型がこすれ合う部分)などの動作に不備がないか、お客様の工場、もしくは自社でお客様立会いのもと金型の確認をします。
弊社では型仕上げ担当者が、組み立てから、製品精度の追い込み、お客様立会いの下でのトライ、打ち合わせ、納品までを一括して行います。
そのため一人一人が金型に責任と誇りを持って我が子のように丁寧に作り上げます。